では、数多くあるがんの症状、特徴について整理してみましょう。
胃がん
「何となく胃の具合が悪い」
「最近、食欲がない」
「最近、食べ物の好みが変わったような気がする」
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こうした症状はありませんか?
ここまではっきりした症状の場合はある程度胃がんが進行している場合も考えられます。
胃がんは減少傾向にあるとは言え、女性の場合は依然として死亡原因の一位にあり、男性でも二位にあります。
胃がんの場合、これといった自覚症状がないことも多いのが特徴です。そのためにもかねてから定期検診をきちんと受けることがもっとも大事です。早め早めの検査を心がけましょう。
胃の具合についてご心配な方、検査についてお知りになりたい方、お気軽にご相談下さい。
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肺がん
「最近、よくせきが続く」
「たんに血が混じる」
「胸や背中が痛むことがある」
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以上のような症状が肺がんの特徴です。
肺がんは近年患者がもっとも増えているがんの一種で、男性では死亡原因において胃がんを抜いてトップになりました。
肺がんは喫煙が最大の原因と言われていますが、大気汚染などの環境因子も関連しています。さらに、女性の喫煙者の増加もあって男女ともに肺がんによる死亡者は増加する傾向にあります。
肺がんについてご心配な方、検査についてお知りになりたい方、お気軽にご相談下さい。
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大腸がん
「便秘または下痢が続く」
「便に血液が混じる」
「腹痛などがひんぱんに起こる」
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こうした症状が大腸がんの特徴です。
しかし、どちらかというと無症状のことが多く、こうした症状に気づいたときはかなり進行している場合も考えられます。だからこそ、定期検診による早期発見がポイントになってくるのです。
大腸がんは、男性では死因の4位に、女性では2位になっています。動物性脂肪分が多く、逆に食物繊維の少ない欧米化した食事がその原因とも言われていますが、喫煙やストレスなど生活全般の変化が影響しています。
大腸がんについてご心配な方、検査についてお知りになりたい方、お気軽にご相談下さい。
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肝臓がん
「上腹部に圧迫感や痛みがある」
「おなかが張った感じが続いている」
「最近、体重が減ったような感じがする」
「黄だんの症状がでる」
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これが肝臓がんの特徴です。
肝臓がんによる死亡率も年々高くなっており、男性では死因の3位になっています。肝臓がんの約80%はC型やB型の肝炎ウイルスが原因となっていますが、慢性肝炎や肝硬変の段階でがんの発生を予防することが大切です。
肝臓がんと因果関係を指摘されているのがアルコールです。適度の飲酒がリスクを減少させることは言うまでもありません。
肝臓がんについてご心配な方、検査についてお知りになりたい方、お気軽にご相談下さい。
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上記の他にがんには、喉頭がん、食道がん、腎臓・膀胱がん、あるいは近年増加傾向が著しい乳がんや子宮がんがあります。
がんと聞いただけで誰もが気分的に落ち込み、不治の病と恐れられていますが、最近の治療法や診断方法も格段に進歩してきていますので、ただむやみやたらに心配するのではなく、きちんとベストの治療法を医師と一緒になって考えていくことが大切です。
また、何よりがんにならないための日頃の食生活やライフスタイルの見直し、及び早め早めの定期検診がもっとも大切であることは言うまでもありません。
当院では、がんで貴重な命を失わないためにも定期的な検診をおすすめしています。検診についてのご相談をはじめ、どんな些細なことでも結構です。お気軽にご相談下さい。気さくにお答えします。 |